ごまのはぐさのこまごまことのは

身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

お礼とお詫びと言い訳と

 大変ご無沙汰しております。このブログに動きがないため、クソニンジン・プロジェクトに関して不安を持っておられる方もあると思います。現在でもご参加を募らせていただいておりますし、現在ゴールデントライアングルについての記事を整理中です。ただゴールデントライアングルついては、それぞれの立場により複雑に錯綜し、その人々の歴史はあまりにも悲しく、語る言葉が見つからずにいます。
 
 私がサイトを開設して以来、このサイトを通じて種子をお譲りさせていただいた方々がいつの間にやら延べ1000人を軽く超えていることに気がつきました。ひっそりと野山に咲く素朴な花々を愛し育てていただける方が、私の思った以上に沢山いらっしゃることに大変な喜びを感じております。種子を貰っていただいた方、種子のご提供をいただいた方、このサイトにご協力いただいた方、ブログを読んでメールを下さった方、などなど皆様に心から感謝のお礼を申し上げますm(__)m。ただ、元来気の小さい人間ですので、ちょっとしたマナーをお守りいただけない方がいらっしゃいますと、どよーんと落ち込んでしまいます。お互い顔の見えない関係ですので、どうぞ気持ちの良いお付き合いをよろしくお願いいたしますm(__)m。私自身、メール等の対応で失礼をしてしまっていることと存じます。そんな時はどうぞしかってやっていただけるとありがたく存じますm(__)m。謙虚さを持ち続けることの大切さは分かっていますが、人間は弱いものです。

 ブログが長く中断していますのは、昨年来仕事に加えごく個人的な問題で非常に消耗してしまって、余力を失ってしまっていたからです。非常に拙く未熟な内容のブログではありますが、私は野草に対する思い入れだけは強く持っており、どの草々について語るときも、おろそかな内容にしたくないという気持ちを持っています。ですから半端な記事は書けないと、固まってしまっていました。
本当は私にとって野草と接することは、つかの間でも世の中との関係を断ち切り無心になるためのごくプライベートな楽しみでした。そして本来大変な怠け者で、内気な性格にも関わらず、恥ずかしさに耐えてブログ記事を書いていたのは非常な危機感があったからです。私たちの次の世代にはもう野の花の咲く原っぱや、可憐な高山植物は完全に姿を消してしまうかもしれない。毛虫も鳥もゴキブリも住めない世界になるかもしれない。
 でも結局私は無知で無力で移り気で怠惰な人間です。私が何事かをつぶやいたところで、何かが変わる、変えられるなんてことは露ほども考えられません。しかし、一人一人の力は小さくとも、10人100人と増えればやがては大きな力になると信じています。すべての人間が完全に心を一つにしてというのではありません。ただ「この地球は今ここに生きる私たちだけのものではない」ということを心に留めていただけるだけでも、自然と世界への接し方が変わると思います。誰にでもできることから考えていきましょう。このブログを通じてそのお手伝いができればと思います。
 
 このブログと種子分譲サイト「雑草ちゃうで」は当初ごく個人的なものとして、しんどくなったらいつでも止めてやるぐらいの積もりでおりましたが、今や少なからぬ皆さんのお力を預かって、とても個人的なものとは言えないものとなりました。これからはしっかりと責任を自覚して頑張らねば!!と覚悟を決めました。もしも怠けていたり、間違っていましたらご指摘・お怒りをお願いいたします。なにせ弱い人間なもので、のんびりやんなさいと言っていただけると、甘えてすぐにサボってしまいます…(^^ゞ。
 更新しないために検索エンジンからすっかり忘れられたブログを立て直すため、記事の掲載を再開させていただきますが、「ごまのはぐさ」の中の人が本当に消耗してしまっておりまして、しばらくは自分自身のリハビリとして、ごく個人的に興味があることを挟みつつ、少しずつ記事をアップさせていただきます。どうぞ生暖かく見守ってやってください。

ごまのはぐさ

JIFFからのメッセージ

 JIFFから、皆様にメッセージを言伝っておりますので、こちらに掲載させていただきます。
クソニンジンを栽培してくださっている皆様へ

JIFF(日本国際親善厚生財団)

謹啓
日ごろより大変お世話になります。
私共は、国際医療協力を中心に活動しているNGOのJIFF(日本国際親善厚生財団)です。今までにカンボジア、エチオピア、アフガニスタンへの医療支援をしてまいりました。
現在は、タイ、ミャンマー、ラオスなどメコン川流域の国境地帯であるゴールデントライアングルにおいて、三大感染症(マラリア、結核、エイズ)の撲滅のための医療支援を実施しております。具体的には、タイ北部の都市チェンライ市から車で約1時間のメイサイ国立病院の中に国際医療研修センターを設立し、近隣の国々から医療技術者を招聘し、医療技術の向上のために研修を実施しております。そこには、私共の日本人スタッフ(医師、看護師、レントゲン技師)を派遣しております。
その医療支援事業の中で、ケシ代替作物としてクソニンジンを現地で栽培しマラリアの特効薬成分である「アルテミシン」をクソニンジンより抽出し、製造、製剤化しようと計画しております。つきましては日本の皆様から現地でのクソニンジン栽培計画を実現するための種子のご提供をお願い申し上げます。
何卒、ご理解、ご協力たまわりますようお願い申し上げます。
皆様のご尽力でクソニンジンによる支援の輪が広がり、感激しております。 謹白
 
 JIFFからはドゥイトン・プロジェクトの日本語パンフレットおよび簡単な資料をお送りいただいておりますが、農業設備・医療設備などの整備も相当に進んでおり、プロジェクトの実現は現実味を帯びているようです。

 のちほど資料などをもとにドゥイトン・プロジェクト・JIFFのご活動、ゴールデン・トライアングルの山岳民族・マラリアのことなど、私なりにまとめて少しづつ紹介させていただきます。皆様とともに、知識を深め関心を高めていけることを願っています。
 これから種子の収穫まで1年近く、どうぞのんびりお付き合いをお願いいたします。

みずあおい 水葵 ミズアオイ科

 昨年の今頃、岡山県倉敷にお住まいのくらちゃんから、大きな茶封筒が送られてきました。中に入っていたのはジップ袋に水に浸かったミズアオイという植物の種子でした。
 
 ミズアオイというのは、金魚鉢に浮かべる浮き草としておなじみのホテイアオイの仲間で、ホテイアオイは最近外国から入ってきた移入種ですが、ミズアオイは古くからこの国にあった水田の雑草だったそうです。だったといういうのは、近年急激に数を減らし絶滅が心配されて各地で保護されてやっと生きながらえているというのが現状のようだからです。
  
 岡山県倉敷にはミズアオイの群生地があり、岡山大学の先生が中心となって地元のボランティアとともに大切に保護されています。しかし盗掘や踏み荒らしが絶えないので看板を立ててミズアオイの種子を無料で分譲しているそうです。くらちゃんもこの大学の先生から種子をいただいて、ご自分でお育てになったものから、皆さんにお配りしてくださいとこちらに沢山お送りくださったのです。
 
 ミズアオイという植物に関して、一般的にあまり知られていないのか、あるいは栽培が難しそうという印象があるのか(わたしもそういう印象をもっていました)、昨年はあまりご希望いただく人がいなかったのですが、育ててみるとベランダでも全然簡単で、しかもその花は、この国の野草では最も美しいものに数えられるほど、清楚で華やかでした。
 これはぜひとも皆さんにもお育ていただければもったいない!!ということで、我が家での栽培経過報告とともに、ミズアオイについて紹介させていただきます。

ミズアオイ
 冬の間、ミズアオイの種子は乾燥に弱いということで、水に浸したままジップに閉じて、紙袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存していました。ミズアオイの種子は発芽が難しいという人もありますが、性質を知っていればよく発芽させることができます。ミズアオイは無酸素状態(水に完全に浸って外気に触れないということ)で日光が当たって、水温が一定以上に上がると(田植えごろの田んぼの水温くらい)発芽が始まるのです。ということで彼岸ごろに出してきて、コップに入れて窓辺に置いていたところ、ほんの数日で発芽が始まってしまいました。発芽まで時間がかかると思っていたので、これは誤算でした。

ミズアオイ
 ミズアオイは単子葉植物といって、イネやユリの仲間と近縁の植物です。よく見るとイネの発芽に似ています。
 実はわたしは、この時点でミズアオイは「浮き草」だと思い込んでいまして、水槽で浮かべて一ヶ月ほど育てていました。いつまでたってもモヤシ状態で成長が芳しくないので調べたところ、泥の中にしっかり根を張って生活する植物だと判明、急いで田土を買ってきて田植えの要領で植え込みました。

ミズアオイ
 定植後1ヶ月、6月の様子です。底をふさいだ鉢に田土で植えて水をひたひたにして管理しています。成長が早く間引いても間引いてもすぐに一杯という状態です。
 葉の形は最初は細長いですが次第にへら型、さじ形、トランプのスペード型となります。葉の展開の仕方はイネやサトイモに似ていますが、ちょっと変わっていますので、お育てになって観察されてください。
 植物体は軟弱で簡単に折れますが、すぐに新しい葉を出して復活し、お百姓さんを困らせた強害雑草の片鱗を垣間見せます。

ミズアオイ
 2ヶ月後の様子です葉の幅は10cm。とにかく水と肥料が好きでどんどん大きくなります。肥料は固形肥料を思い切って投入しますが特に害はなく青みを帯びた濃い緑色の葉がツヤツヤ美しくなります。ミズアオイの名は水辺に生えてフタバアオイのように艶のある美しい葉をつけることから名づけられたそうです。花がなくとも暑い夏に茂る葉は涼しげで十分に観賞価値があります。
 これくらい大きく密植状態になると毎日バケツ一杯くらいの水を飲みますので受け皿では留守がちの我が家では心もとないので、たる型のプランターの底をふさいで水を張って沈めました。
 貪欲なまでに水と肥料を吸い上げて成長を続けるミズアオイを見ていると、決して地力も水も豊かでなかったこの国で、懸命に工夫して稲を育てていたお百姓さんをどれだけ苦しめたのか、ちょっと空恐ろしくなります。
 しかし園芸をとして楽しむ立場からすれば、失敗の原因トップ項目の肥料やりすぎ、水やりすぎ、による枯死の心配がほぼありませんのでありがたくはあります。水ヒタヒタなのでなめさんも寄ってきません。ただ水枯れだけはてきめんに葉を傷めてしまいますので、水はできるだけひたひたにしておきます。

ミズアオイ
 図鑑では8月から9月に花が咲くとあり、よそではもう花が咲いたという知らせが届き、やきもきしだしていた9月の10日ごろ、ようやく花芽らしいものを見つけました。根元から花茎が出てくるのかと思ったら、葉柄の途中が膨らんできました。やはり一年草というのは花を咲かせないと絶えてしまいますので、どうなっても花を咲かせようとするようです。

ミズアオイ

 これも見る間に大きくなり。花芽発見から5日で早くも開花が始まりました。
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テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

クソニンジン・プロジェクト

 クソニンジンを育てて、タイ北部をはじめ世界の貧困・麻薬・マラリア問題と向き合ってみませんか。
 ということで、2006年11月1日より当ブログをベースに、クソニンジン・プロジェクトという取り組みをを開始させていただきます。
 ややこしい話ではありませんので、皆さまのご参加をお願いいたしますm(__)m。
 
 11月11日追記 【“クソニンジン・プロジェクト”の続きを読む】

クソニンジンの種子の採取

 クソニンジン・プロジェクトにご協力をお申し出をいただいている皆様、またご興味を持っておられる皆様、ずいぶんお待たせしましたがようやく種子を収穫できました。予定通り、11月1日から受付を開始させていただきます。

 協力したいけれどうまく栽培できるか自信がないという方、心配ご無用です。もともとこの国を代表するしぶとい雑草であった野草ですので、芽が出さえすれば、枯らそうとしてもなかなか枯れてくれません。いじめていじめて草丈5cmに育てても、秋には何が何でも花を咲かせる根性の持ち主です。「芽が出さえすれば」ですが・・・。
 
 クソニンジンの種子は発芽に低温処理など必要とせず、春先に種子を土にばら蒔いて(土はかけない)乾かさないように水遣りをしていればよく発芽します。発芽するはずです。しかしもしも種子がシイナ(カラもみ)であったり、生育不順であったら芽が出ないことになります。ですので健全に完熟した種子を収穫する必要があります。

 以前、クソニンジンのガクの部分が茶色くなって簡単に崩れるようになれば収穫適期とお伝えしましたが、以下に画像を使って具体的に解説させていただきます。

クソニンジン
 まず上の画像は種子が完熟する直前の花穂の画像です。全体に黄ばんできています。この状態でも中の種子はほぼ熟しておりますが、まだ一部未熟なものもあり、完全に乾燥して種子が固まっていないため収穫するときに傷つけてしまう恐れもありますのでもう少しお待ちください。クソニンジンは風媒花といって風で飛ばした花粉で受粉しますので、屋外管理していれば放任でよく種子が実ります。

クソニンジン
 ほんの数日もしないうちに、花のガクは黄土色になってきます。指先で挟むと花が崩れ、中から灰色の小さな種子が出てくると思います。この状態のときに収穫するのがベストです。茎ごとちょん切って紙袋などに入れて数日乾燥させて保存してください。乾かしてから軽く揉むと花ガラなどに混じって沢山の種子が採れるはずです。

クソニンジン
 もし黄土色の状態で収穫しないと植物全体が茶色くなり、花は自然に崩れ始めます。こうなってしまうと、収穫作業中に簡単に崩れてせっかくの種子がたくさんこぼれ落ちてしまいます。クソニンジンは一気に全体がこの状態になりますので、タイミングを逃さないようにご注意ください。 

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テーマ:私たちにできること - ジャンル:福祉・ボランティア

お詫びと連絡です

現在、パソコンキーボードが故障しており、サイト更新及び、メールでの連絡に支障をきたしております。
キーボード復旧は連休明けに、なる予定です。お詫び申し上げますm(__)m。
クソニンジンの種子をお待ちの方、予想より種子の収穫が遅れています。種子の採取方法なども含めて、来週半ばには記事で連絡させていただきます。もう少しだけお待ち下さいm(__)m。

種子の交換について

ヒンジガヤツリ
ヒンジガヤツリ(品字蚊帳吊り・カヤツリグサ科)

 ぶっちゃけて申しますと、私が野草の種子をお配りしている大きな理由の一つは、雑草として見過ごされがちな路傍の小さな野の草も、身近においてよく観察していただければ、美しい高山植物や珍しい野生ランにまったくひけをとらないほど魅力的だということに気がついていただけるのではないかと考えてのことです。
 ですから種子をご依頼いただいた方には、(ほとんどの方が花の美しい有名種・珍貴種をご希望されます)従来あまり注目されなかった野草の種子をオマケとして数種お譲りさせていただいています。野草の栽培本に載らないような野草にはほとんどご依頼がない現状では、そうでもしないと前記の私の目的が達成されないからです。

 従来種子の分譲につきましては、できるだけどなた様にも等しい条件で貰っていただけるようにと考えてきました。しかし現状ではどうしても一部の種子にご希望が集中してしまい、在庫に著しい差が出てきてしまいました。
 そのため一部の在庫の少ない種子に関しては分譲にあたって条件をつけさせていただくことにさせていただきました。
 
1、皆さんと分け分けできる新鮮な在来野草種子をご提供いただける方(分量としては5ポット分くらいから・原則リストにないものをお願いいたします)。特に珍しいものを求めているのではありません。あなたが魅力的だと思っている、在来野草を教えてくださいm(__)m。
2、お譲りしたうち指定した植物が結実した際に種子をこちらにご返還いただけるとお約束いただける方。
3、クソニンジン・プロジェクトにご協力いただける方。
4、私が個人的に求めている野草種子をごく少量からお譲りいただける方(後述)。

 
 勝手なお願いだと思われるかもしれませんが、どうぞ譲り合い・助け合いの精神をもって、ご理解ご協力いただきますようお願いいたしますm(__)m。もちろん指定種以外につきましては従来とおりお譲りさせていただきますどうぞ貰ってやってください!!  ごまのはぐさ

種子分譲 雑草ちゃうで 【“種子の交換について”の続きを読む】

連絡です

クソニンジン

 現在我が家のクソニンジンは満開です。種子が収穫できるのは10月上旬ごろになりそうです。タイの情勢が予断を許さない状況ですが、ここは粛々とプロジェクトの準備を進めていこうと思います。
 
 週末留守にします。メールなどへのお返事は来週月曜以降となりますので、御用のかたはしばらくお待ちください。
 

種子蒔きシーズン到来!!

ヤナギラン
ヤナギラン(アカバナ科ヤナギラン属の多年草)

 山野草提供種子リストを大幅更新しました!!
初心者の方はもちろん、リピーターも大歓迎ですので、何度でもご遠慮なくご注文ください。
一部在庫に限りがございますので、強くご希望のものはお早めにご依頼ください。
 
 「雑草ちゃうで」http://www.occn.zaq.ne.jp/gomanoha/index.html/

 ようやく暑さも和らぎ、朝晩は過ごしやすい季節となってきました。馬肥ゆる秋といいますが、暑さの和らぐ秋は、日本在来の植物の多くの2年草・多年草にとっては冬に備えて力を蓄える成長期でもあります。これから10月はじめあたりまでが(地方により差はありますが)、秋の種子蒔きの適期となっております。どうかこの時期を逃さずチャレンジされますようおすすめいたします。
 
 ヤナギランのような高嶺の花でも、種子からなら平地でも発芽1年未満で立派に育てて花を咲かせることができます。千鳥屋さんの「ヒメハギ観察日記」の記事をご参照ください。
 また大半の1・2年草の野草は大変に強健でこの国の気候にも順応していますので、とても育てやすいものです。
 実生栽培は面倒・時間がかかるという先入観を持たれているかた、どうぞこの機会にお試しください。初心者向きのものもご用意しております。

ともえそう 巴草 オトギリソウ科

トモエソウ

 山地の林道沿いや茅原・湿地に自生し、真夏から初秋という登山シーズンに咲くオトギリソウの仲間です。まっすぐ伸びる主軸、半ばから上で枝分かれする草姿、質薄く蝋を葺いたようなような葉が対生するところなど、この仲間はどれも本当によく似ています。しかしこのトモエソウは、少なくとも花の時期には見間違えることはなさそうです。花は径4cmにもなり、草丈も50〜120cmとこの仲間では特大です。

トモエソウ
 レモンイエローの花にはたくさんのおしべが目立ち、キンシバイによく似ています。めしべの部分はふくらみ先は5本に分かれています。このめしべの部分が後にどうなるか覚えていてください。

トモエソウ
 トモエソウの名の由来はスクリューの羽のような花弁の形によります。巴という字に似ていますね?
 巴という字はおたまじゃくしが円く回っているような紋章からできた文字で、2匹回っていると二つ巴、3匹回っていると三つ巴です。源義仲の伝説の愛妾巴は、この紋を愛用していたので巴御前と呼ばれた(つまり本名ではない)そうです。

トモエソウ
 このオトギリソウの仲間は葉やガク・花弁などに黒い線が入ったり、葉に白や黒・褐色の点が見られるものが多く、種の同定の決め手となりますが、トモエソウには黒点や黒線がなく、葉に明点という日にかざすと透ける点々だけが葉の中にまばらにあり、花がなくとも区別できます。

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テーマ:植物の写真 - ジャンル:写真