ごまのはぐさのこまごまことのは

身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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丸葉冬苺

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 マルバフユイチゴは落葉樹林の下や、針葉樹林の縁に生えるキイチゴの仲間です。背は低く蔓を伸ばして地を這うように広がるので草のように見えますが、低木に分類され茎は冬でも枯れません。おんたけの山麓から中腹ではごく普通に見られる植物で、腐植土の多い環境ではしばしば群生して地を覆いつくしています。しわの多い葉は常緑で大きさ5cmほどになり、直毛が密生して柔らかで心地よい肌触りですが、茎には多数のトゲがあります。

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 おんたけ中腹で5月中旬ごろに撮影した画像です。1株分に1つずつ花芽を出します。蕾は外側を棘毛がびっしり生えたガクに覆われています。

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 5月下旬スミレの花が咲く頃にガクが開いて開花します。花弁はガク片より短く長さ約1cm。暗い林下で咲く白い花は派手ではありませんが、清楚で目を惹きます。朝露に濡れた葉が敷き詰められた中、ぽつぽつと花が咲いている様子はとても良いものです。陽だまりでは盛んにマルハナバチの仲間が訪れます。

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 花弁は数日で散り、受粉した花はしばらく後に再びガクに覆われます。中で棘のバリアーに守られて、ゆっくりと果実は成長していきます。
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 八月下旬、実が赤く熟すとガクが開き始めます。

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 実の大きさは約1cm。集合果といって小さな果実が10数個集まって1つの実のようになっています。甘みは少なく程よい酸味があり野いちごの仲間では味の良い部類だと思います。若い果実はカメムシの好物らしく、確認しながら摘まないとカメムシごと噛んでしまうことがあります。ご用心、ご用心。実は傷みやすくまた1株に1つずつですので、ジャムにするくらいにはなかなか集まりません。
 
 名には冬苺とつきますが、花は春に咲き、実は初秋に熟します。熟した実は冬までにはなくなっています。名の由来としては冬に実が成るからということではなく、常緑で冬にも葉が目立つからではないかと思います。
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コメント

花びらの大きさ

花びらの大きさがまちまちなのが、おもしろいですね~♪
v-278暑さボケで、自転車に乗って買い物に行ったのに、
歩いて帰ってきちゃいました。
今、フウロソウなども見て、ホッとしています。
さてと、自転車取りに行ってまいりまぁ~す。

  • 2005/09/03(土) 18:55:00 |
  • URL |
  • ひろりん #pYrWfDco
  • [ 編集 ]

ひろりんさん

暑おますなー。
往復ご苦労様ですm(__)m。
わたしもありますよー、自転車忘れること(笑)。
道にも迷いやすいんじゃないですか?
私はどうでもいいようなことに気をとられて、
よく道を間違えます。
怪我しないように足元だけは気をつけましょう。

  • 2005/09/04(日) 03:54:01 |
  • URL |
  • ごまのはぐさ #-
  • [ 編集 ]

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