草合歓
日本全土・世界各地の亜熱帯から暖温帯に分布します。

クサネムは、平地の川の水辺や休耕田に自生しています。水はけの悪い泥地を好むようで、雨が降るとどろどろのぬかるみになっている所でよく見られます。画像は発芽間もないクサネムですが、撮影は6月下旬です。草丈4cm。発芽適温が高いようで、本拠は相当温暖な地方だと考えられます。

上のサムネイルは発芽1ヶ月程のクサネムです。草丈約30cm。直射日光をガンガン浴びながら、涼しげな葉をあるかなしかの風に揺らしていました。名の由来であるネムノキに似た葉は「羽状複葉」です。一枚の葉が多数の小さな葉に分かれているように見える葉を「複葉」といいます。群生していても下まで日光が届いています。

八月中旬、開花固体です(サムネイルです)。発芽から2ヶ月で草丈は1mほどに成長しました。茎の上部は中空となっていますが、資材を節約して一気に上向きに成長する戦略のようです。

花は茎の上半部の葉の脇から1・2個咲きます。蝶形花というマメ科独特の形の花です。花弁は5枚ですが構造は外見からでは分かりにくくなっています。いずれ分解して解説させていただきます。

花の大きさは約1cm。帆を広げたような部分を「旗弁」といい、赤い模様が目立ちます。下のくちばしのような部分に雄しべと雌しべが入っています。花は昼開き、夕方に閉じています。

果実は「節豆果」といって、枝豆のように鞘に入って熟しますが、切れ込み1つひとつから切り離されて落ちて行きます。水に落ちた果実は鞘が浮きになって水に浮かんで運ばれていくそうです。種子は硬い皮に覆われて長時間の休眠に耐えられます。世界中に分布するのはひょっとして大海原をぷかぷかと波に乗って大航海をしたのかもしれません・・・。
コメント
ごまのはぐささん、こんにちは。
クサネム、今が盛りですね。犬と散歩する農道の休耕田で毎日見ています。
日がのぼっているときにしか見ることがなかったのですが、このあいだ、朝5時過ぎごろに葉の閉じているのをはじめてみました。
果実の様子、気をつけて見たことがなかったのですが、こんな風に「切り取り線」が入っていたのですね。茎上部が中空というのも知りませんでした。
- 2005/08/23(火) 09:14:34 |
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- つぶら #-
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こちらもマメ科ですね!
ごまのはぐささん こんばんは〜
こちらもマメっぽ〜〜い!
やっぱり少し山歩きをしたら、わたしでも見つけられますか?
でも足がめっぽう弱い私・・・ 〜(〃´o`)=3
オジギソウにも似ていますね!
つぶらさん
フシグロセンノウの記事に頂いたコメントに、
ご返事させていただいたつもりが、
掲載されていませんでした。
お詫び申し上げますm(__)m。
マメ科の休眠運動は面白いですね。
クローバーも閉じていますよ。
クサネムは水田の強害草とされますが、
涼しげで味のある草でもありますね。
- 2005/08/23(火) 20:41:33 |
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- ごまのはぐさ #-
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すぅさん
これもマメ科なんです。
オジギソウみたいに触っても開閉しませんが、
夜にはきれいに閉じてますよ。
山より田んぼの雑草や水辺なんで、
河原に行く機会があれば見られますね。
涼しげでいい感じですよー。
- 2005/08/23(火) 20:49:29 |
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- ごまのはぐさ #-
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