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身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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クソニンジンの種子の採取

 クソニンジン・プロジェクトにご協力をお申し出をいただいている皆様、またご興味を持っておられる皆様、ずいぶんお待たせしましたがようやく種子を収穫できました。予定通り、11月1日から受付を開始させていただきます。

 協力したいけれどうまく栽培できるか自信がないという方、心配ご無用です。もともとこの国を代表するしぶとい雑草であった野草ですので、芽が出さえすれば、枯らそうとしてもなかなか枯れてくれません。いじめていじめて草丈5cmに育てても、秋には何が何でも花を咲かせる根性の持ち主です。「芽が出さえすれば」ですが・・・。
 
 クソニンジンの種子は発芽に低温処理など必要とせず、春先に種子を土にばら蒔いて(土はかけない)乾かさないように水遣りをしていればよく発芽します。発芽するはずです。しかしもしも種子がシイナ(カラもみ)であったり、生育不順であったら芽が出ないことになります。ですので健全に完熟した種子を収穫する必要があります。

 以前、クソニンジンのガクの部分が茶色くなって簡単に崩れるようになれば収穫適期とお伝えしましたが、以下に画像を使って具体的に解説させていただきます。

クソニンジン
 まず上の画像は種子が完熟する直前の花穂の画像です。全体に黄ばんできています。この状態でも中の種子はほぼ熟しておりますが、まだ一部未熟なものもあり、完全に乾燥して種子が固まっていないため収穫するときに傷つけてしまう恐れもありますのでもう少しお待ちください。クソニンジンは風媒花といって風で飛ばした花粉で受粉しますので、屋外管理していれば放任でよく種子が実ります。

クソニンジン
 ほんの数日もしないうちに、花のガクは黄土色になってきます。指先で挟むと花が崩れ、中から灰色の小さな種子が出てくると思います。この状態のときに収穫するのがベストです。茎ごとちょん切って紙袋などに入れて数日乾燥させて保存してください。乾かしてから軽く揉むと花ガラなどに混じって沢山の種子が採れるはずです。

クソニンジン
 もし黄土色の状態で収穫しないと植物全体が茶色くなり、花は自然に崩れ始めます。こうなってしまうと、収穫作業中に簡単に崩れてせっかくの種子がたくさんこぼれ落ちてしまいます。クソニンジンは一気に全体がこの状態になりますので、タイミングを逃さないようにご注意ください。 


クソニンジン
 収穫・乾燥した花穂を軽く揉んで崩したところです。沢山の花の残骸とシイナに混じって、灰白色の完熟種子が見えます。 

クソニンジン
 拡大画像です。不鮮明ですが、クズや茶色いシイナに混じって、灰白色の米粒のような種子が多数みられます。長さは約1mm、とても小さいですが冷暗所に保存して翌春蒔けばよく発芽します。
 
 保存の際にはシイナや花の残骸を取り除いたほうがよいのですが、なにぶん細かいのでどう分別すればよいか悩むところです。稲もみのように風で飛ばそうにも、種子自体が軽すぎてゴミと一緒に種子も飛ばされてしまいます。よい知恵はございませんでしょうか?
 
 今年すでにクソニンジンをお育てになっている皆様には、ご自分でお使いになる分をそちらで確保していただき、残りは特に選別しなくても結構ですので花ガラごと密封して、量が多いようなら「第4種便」でお送りくださるとありがたく存じます。ほかの協力者の方に種子をお譲りして来年にはさらに沢山の種子に増やしていただこうと思います。
 あて先などお知らせいたしますので、メールでご連絡をお願いいたします。
 
 折り悪く、仕事が少し忙しくなってしまいまして、種子の発送・メールへのお返事など少し遅れるかもしれません。ご了承願いますm(__)m。
 プロジェクトに関しての概要などは頑張って11月1日までに記事を投稿させていただきます。
 
 皆様のご参加をお待ちしいておりますm(__)m。

 ごまのはぐさ

 
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テーマ:私たちにできること - ジャンル:福祉・ボランティア

コメント

おひさしぶりです。まだ、クソニンジン見つからんです・・・
同期生のマラリア罹患経験者がアフリカから帰国したので、聞いてみたらもうすでにクソニンジンを使った薬を使っている、とのこと。以下、使用経験者の談です。
クソニンジン。勿論和名は知りませんでした。変な名前が多いですよね、和名っ
て。2000年ごろから僕達はいち早くニューギニアで使い始めました。ニューギニアにはクロロキン耐性マラリアがあるのです。ちなみに今マダガスカルの協力隊が使っているのは、ノバルティスの「coartem」というアルテメターとプログアニルの混合薬です。今のところ一番新しく、信頼されているマラリア治療薬ですよ。

  • 2006/11/01(水) 08:18:30 |
  • URL |
  • 鳥飼うなう #-
  • [ 編集 ]

鳥飼うなうさん

こんばんは。
貴重な情報をありがとうございます。
クソニンジンは、本当に少ないようです。名前を嫌ったのでしょうか?
アフリカではすでに大手製薬会社が大規模生産を成功させているようですね。タイの方は後発になりますので、少しでも遅れを取り戻せるようにしろうとながら協力を思い立ったしだいです。
どうぞお力添えをお願いいたしますm(__)m。

  • 2006/11/01(水) 22:40:12 |
  • URL |
  • ごまのはぐさ #-
  • [ 編集 ]

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