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身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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ままこな 飯こ菜? ゴマノハグサ科

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 山の尾根筋の斜面などでよく群生しています。高さは大きくて30cmくらい、一本の真っ直ぐな茎から木のように枝を広げます。長さ2cmほどの花は、深海魚を連想させます。
 野草に興味を持ち始めて、ごく簡単なポケット図鑑だけを頼りにしていた頃、この植物をシソ科のタツナミソウの仲間だと思っていました。タツナミソウの名の由来「群生して咲く様子が波を連想させる」というように、まるで打ち寄せる波にのように夏に一斉に開花して斜面をピンクに染めていましたので・・・。ママコナは同じゴマノハグサ科のコシオガマのように粘り気があり、触るとすぐに分かります。

 ママコナという名の由来には、二説あります。一つは舌状花の下唇弁の白い二つのポッチリをお米に擬えたというものです。
 
 もう一つは、未熟な種子がお米にそっくりだからです。きれいな乳白色で、玄米ではなく精米後の白米です。
 私はどちらかというと後者が説得力があるように思いますが、「菜」というのは分かりません。硬くてもさもさして、嵩も低くてとても食べられるようには見えません。ですが肝心なのはやはり味ですので今年は試食してみます。

 コシオガマ同様半寄生植物と呼ばれますが、崩落地のようなところでも見られ、単独で生きているようにも見えます。寄生した相手を枯らしてしまうのでしょうか。この仲間が他の植物に「寄生」する意義については、同じく半寄生植物のタチココゴメグサを紹介する際にあらためて考察してみようと思います。

 栽培は可能なようですが、私は試したことがありません。イネ科の根に寄生するという話を聞いたことがありますので、ススキなどの株元に種子を蒔くといいかもしれません。寄生させなくても育って花も咲くそうですが、あまり大きくはならないそうです。水枯れさせると回復しないので、水遣りに注意します。
 花の美しい植物ですので、育ててみたいものです。各地で急速に数を減らしているとのことですので、栽培法の確立は保護にも役立ちます。
 水揚げが悪く切花に向かないのが残念です。
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