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身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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かわみどり 川緑? シソ科

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 中国では「カッ香」(漢字入力できません)と呼んで風邪薬や胃腸薬に使われる重要な薬草です。日本では全草を干したのを排草香といって、お香の材料になるそうです。ハーブの世界ではコリアンミントとしてお馴染みだとか?
 それぞれの別名の通り、強い芳香を特徴としている野草で、世界中で盛んに利用されています。しかし日本ではあまり利用されてないようです。
 理由はその香りにあるようです。基本はミントなのですが、そこにアニスのような香りが混ざります。アニスやフェンネル(ういきょう)の香りは、西洋やインド世界では大変好まれているのですが、なぜか日本ではあまり好まれません。好きだという人もいますが、現在のところは全く受け付けないという人の方が多数派でしょう。しかし食生活・嗜好の変化により、次第にカワミドリやアニスのような香りにも馴染むようになれば、少しずつ人気がでてくることでしょう。(アニスの香りは歯磨き粉に砂糖を混ぜて煮詰めたような感じ?)

 山地の川べりや湿地に普通に見られ、よく群生します。草丈は腰の上位まで伸び、ビロードのような感触の葉と紅紫色の花穂が印象的です。
 カワミドリという和名には普通「川緑」の字が当てられますが、由来は不明らしいです。川の傍に生えて緑だから、というのはよくわかりません。
 
 ちょっと語源から調べて見ましょう。
 緑の黒髪という慣用句があります。黒やのに緑とはどないやねん、と思っていましたら「緑」という言葉はもともと色を表す言葉でなく、「水(みづ)」を語源とする「みずみずしい」さまを表す言葉なのだそうです。
 そこからカワミドリのミドリも「みずみずしい」の意として、川辺に生えてみずみずしいから付けられた、と言いたいところですが、これもしっくりきません。この草はどちらかというとカサカサした印象がしますので・・・。
 結局本当の所はどうなんでしょうか。

 花が美しく群生する性質から、北海道のどこかの町でラベンダー畑のように植栽利用されているそうです。生態系保全への配慮から、緑化事業に園芸種や外来種を使わず、在来の野草を植える試みの一つです。野生植物を緑化に利用することは、賛成・反対両論ありそうですが、私はこのような試みは大変意義深いことだと思います。
 近代、経済性や人間の嗜好のみを優先して、乱暴に自然を作り変えてきた今までのやり方をこれから先も続けてもよいのか、一人ひとり考え直すべき時が来ているのではないでしょうか?

 栽培は簡単で、実生・挿し芽どちらでも簡単に増やせます。乾燥はあまり好まず、ハダニがつくので注意します。多年草ですが、冬に消滅しやすいので種子で更新するのが安全です。
 切花にするのも良いですし、花穂はドライフラワーになります。もちろんハーブティーにもできます。
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