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身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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たこのあし 蛸の足 ベンケイソウ科?

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 国に絶滅危惧指定されて田んぼの雑草から一躍脚光を浴びる存在になりました。草丈は1mくらいになり、画像のように5mmほどで花弁もない地味な花を咲かせます。蛸が足を巻いているように見えますか?うちのはどちらかというと烏賊の足って感じでしょうか。
 ともあれケッタイな名前と珍奇であるということで、一気に有名になりました。「タコノアシ」と検索エンジンにかけるといくらでもヒットします。

 野生のものには出会ったことがありませんが、以前所属していた自然保護を目的とした種子交換サークルで入手した栽培品種子から育てています。埃のように細かい種子で大丈夫やろか?と思いましたが、春に蒔くとゾクゾクと発芽してきました。その後の成長も早くあっというまに30cm丈になって花が咲きました。秋に紅葉して茹蛸になるというので楽しみにしていたら、台風の塩害で葉が早々に落ちてしまいました。
 
 とにかく水飲みで、朝に受け皿をひたひたにして出かけても、夜には乾いてうなだれています。地下茎をばんばん伸ばしてやたらと芽を増やします。蔓延るとちょっとした沼地ならすぐに干上がってしまいそうな勢いです。千切れても泥の中から再生するタコのようにしぶとい草。
 でもタコだけに乾燥には滅法弱いタコノアシは、湿地がなくなると生きていけません。逃げ込んだ田んぼも除草剤で追われ、いつの間にか姿を消していきました・・・。
 ところが最近は無農薬農法の普及や、治水の考え方の変化から復活の兆しらしいです。
 たまに新聞で「絶滅危惧種タコノアシ見つかる」という記事を見かけます。
 我が家で増えまくったタコノアシも近所の川原に放流すると、「幻のタコノアシ復活・・・」と騒ぎが巻き起こるでしょうか?(しませんが)

 植物図鑑では、ベンケイソウ科と言われたり、ユキノシタ科に入れられたりしています。全体の印象がベンケイソウにそっくりですが、稀に現れる花弁のある花はユキノシタ科に似ています。でもDNA解析するとアリノトウグサに近縁ということになるらしいです。
 私はややこしいこと言わんと、もうタコノアシ科にしとけばエエと思います。そうすればみんなに名前を覚えてもらえて、この地味な目立たない野草がいつの間にか絶滅、というリスクが減るのではないでしょうか?
 
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