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身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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うめばちそう 梅鉢草 ユキノシタ科

うめばち

 雪のように白い花弁とエメラルドグリーンの留め具のような蜜線が美しい。おんたけの高原には路傍にもところどころ群生していて、見とれた運転手が側溝に車を脱輪させたことがありました。
 梅鉢紋に本当にそっくりですが、自然の造形のほうが上をいっているようです。秋に地際から細い茎を伸ばします。光沢のある一枚の丸い葉を突き抜けて、さらに上へと伸びて、高さ15cmを超えてその先に3?の花が咲きます。秋風にゆらゆら揺れて誘われて、ついつい道を踏み外します。

 おんたけのとある所では草はらや道端で普通に見られます。ただしどんな所でもあるということでなく、水はけの良い酸性土壌を好む傾向があるかも知れません。
 自然での生育期間は短く、花に比して葉の部分が貧弱で、共生菌がいるのかな?とも思いますが、書籍等での言及はみたことがありません。
 殆ど隙間なく隣接した二つの土手で、片方にはウメバチソウが群生し、片方にはセンボンヤリという草がびっしりという場所があります。外見上は二つの土手の環境には変わりがないようなのに、どうしてそんなことになるのでしょうか。

 最も美しい野草の一つに数えられ、栽培株が出回りますが野に咲くものと比べると、どうしても見劣りがします。こればかりは本当の魅力を知りたければ、『やはり野に置け』のタイプの野草だと思います。
 しかし美しい花を手元で育てたくなるのは、どうしようもない人間の性です。育てて見たいという方は、種子を入手して一から育てるのが環境に順化して最も簡単なようです。園芸店で入手しても環境の変化に敏感なウメバチソウは、なかなか元気に育ってくれません。ましてや山から掘り取るなど論外でしょう。

 秋になるとウメバチソウの咲く草はらでは、土ごとえぐられた大きな穴がいくつも見つかります。人の性とは言え、やるせなくて出るのはため息ばかりです。
 しかし多くの場所では人間による刈り込みが行われないと、カヤ等との競争に敗れて姿を消していきます。
 人と自然の関係は複雑に絡みあっています
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