
野草好きなかたならどなたでも「メギ科」と聞くだけで興味を惹き付けられることと思います。特異な形の花のイカリソウ、また知る人ぞ知る日本特産のトガクシショウマ・白い花と青い実が美しいサンカヨウなどメギ科の野草は珍品揃いで知られています。でもその科を代表するメギというのはどんなんかな?というとピンとこない人が多いのではないでしょうか?しかしメギもまた変わり者グループの代表だけあって、なかなか個性的な植物です。
メギというのは樹高1mくらいの株立ちする落葉低木で、日本各地の山地や丘陵地に普通に自生するそうです。仮名で書いても変わった響きですが、漢字で書くと「目木」と面白い名前です。これは昔この木の皮や葉で作った煎液で目を洗うと眼病に効くとされたからです。実際全体にベルベリンという抗菌効果の高い色素を豊富に含み、現在でも生薬原料の一つとして利用されています。別名をコトリトマラズというユーモラスな呼び名がありますが、これは枝に長さ2cmになる鋭いトゲをつけるためで、葉枯れ後の姿は凶悪なまでにトンがっています。



春先に芽吹く葉は銀白色を帯びて美しく、枝いっぱいに1cmのクリーム色の花を鈴なりにぶら下げた姿は、決して派手ではありませんが、爽やかな初夏の風を誘うようです。蜜を吸うメジロが留まれば絵になりそうですが、「小鳥留まらず」なのが残念です。
花の季節も美しくそれだけでも十分魅力的ですが、この木が本当に美しい姿を見せるのは、むしろ花が終わり夏が来て、やがて秋風が吹いて木の葉を紅く染め始める季節からでしょう・・・。






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この木は日本ではあまり人気がありませんが、欧米では観賞用として人気でよく庭や公園に植えられるそうです。最近は海外から色々な品種が輸入されいますが、この国に自生する原種も劣らず美しいので、もっと作られて良いものだと思います。
メギは種子からよく発芽し、鉢植えでも十分育てられます。少しの手入れで姿も良く整いますので、庭植えにもお勧めです。


」ってツレアイに怒られました(^^ゞ。











