新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサーサイト
シオガマギク



以前の記事でとりあげたシオガマギクです。なかなか納得し辛い名の由来のためか、ちぐはぐというか、掴み所のないという印象があります。花を見ていても何のためにこんな姿なのか、どういう構造かよく分かりません。美しい花を解体しようなんてのは、学者でもない身には野暮なようで気が進みません。葉まで趣き深いというのに、今年もまた花に気をとられて葉の画像を撮り忘れました。
種子から育てようと播種してみましたが、首尾よく発芽して観察していたのは隣の鉢からこぼれたナデシコの芽でした。
・・・ちぐはぐなのは、わたしの方ですね。

果実はお餅の口をしっかり閉じないタイプの柏餅のようです。果実の上を向いた部分は完全には合着していず、種子が完熟すると口を開き隙間から零れ落ちます。
関連記事 しおがまぎく
コメント
不思議なお花ですねぇ…
こんばんは、ごまのはぐささん。
ふひゃあ~、不思議な花ですねぇ。どこがどうなっているのでしょう?
だいたい、どこが“キク”なんだか???
現物をよく見ていらっしゃるごまのはぐささんが
「ちぐはぐというか、掴み所のないという印象…」とおっしゃるくらいだから、
よっぽどなんでしょうねぇ。
私などでは、お山でこの花を見かけても、
病気か虫のせいで ひん曲がっちゃったんだと思うでしょうね。
過去の記事も拝見しました。
名付けに関するエピソードも ひねりにひねったもので…。
もしかしたらこの花は、見る人をそんな風に刺激する、
不思議な力を持っているのかもしれませんね。
図鑑で何度も見ていたのに…こんな面白い花だとは知りませんでした。
いいことを教えていただきました。ありがとうございました。
はもようさん
わたしもお天気の日には自然のステンドグラスを見上げています。
シオガマギクはパーツ一つ一つは人工的なまでに整っているんです。花の鮮やかさは草原で出会うと造花?と思うくらい違和感があるんですよ。でも全体像では法則性とか、シンメトリーとか、人間が理解しやすいとっかかりが少ないんです。美しいことでは山の花の中でも屈指なんですが、バロックというのでしょうか??
なぜキクかというと、葉が似ているんですよ菊に。ちゃんと写さないわたしが悪いんですm(__)m。
でもシオガマはなんなんでしょか??
因みに西洋ではシオガマの仲間は「しらみ草」だそうです・・・。
これも何なんだか・・・。
- 2005/11/15(火) 08:47:06 |
- URL |
- ごまのはぐさ #-
- [ 編集 ]