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身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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JIFFからのメッセージ

 JIFFから、皆様にメッセージを言伝っておりますので、こちらに掲載させていただきます。
クソニンジンを栽培してくださっている皆様へ

JIFF(日本国際親善厚生財団)

謹啓
日ごろより大変お世話になります。
私共は、国際医療協力を中心に活動しているNGOのJIFF(日本国際親善厚生財団)です。今までにカンボジア、エチオピア、アフガニスタンへの医療支援をしてまいりました。
現在は、タイ、ミャンマー、ラオスなどメコン川流域の国境地帯であるゴールデントライアングルにおいて、三大感染症(マラリア、結核、エイズ)の撲滅のための医療支援を実施しております。具体的には、タイ北部の都市チェンライ市から車で約1時間のメイサイ国立病院の中に国際医療研修センターを設立し、近隣の国々から医療技術者を招聘し、医療技術の向上のために研修を実施しております。そこには、私共の日本人スタッフ(医師、看護師、レントゲン技師)を派遣しております。
その医療支援事業の中で、ケシ代替作物としてクソニンジンを現地で栽培しマラリアの特効薬成分である「アルテミシン」をクソニンジンより抽出し、製造、製剤化しようと計画しております。つきましては日本の皆様から現地でのクソニンジン栽培計画を実現するための種子のご提供をお願い申し上げます。
何卒、ご理解、ご協力たまわりますようお願い申し上げます。
皆様のご尽力でクソニンジンによる支援の輪が広がり、感激しております。 謹白
 
 JIFFからはドゥイトン・プロジェクトの日本語パンフレットおよび簡単な資料をお送りいただいておりますが、農業設備・医療設備などの整備も相当に進んでおり、プロジェクトの実現は現実味を帯びているようです。

 のちほど資料などをもとにドゥイトン・プロジェクト・JIFFのご活動、ゴールデン・トライアングルの山岳民族・マラリアのことなど、私なりにまとめて少しづつ紹介させていただきます。皆様とともに、知識を深め関心を高めていけることを願っています。
 これから種子の収穫まで1年近く、どうぞのんびりお付き合いをお願いいたします。

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みずあおい 水葵 ミズアオイ科

 昨年の今頃、岡山県倉敷にお住まいのくらちゃんから、大きな茶封筒が送られてきました。中に入っていたのはジップ袋に水に浸かったミズアオイという植物の種子でした。
 
 ミズアオイというのは、金魚鉢に浮かべる浮き草としておなじみのホテイアオイの仲間で、ホテイアオイは最近外国から入ってきた移入種ですが、ミズアオイは古くからこの国にあった水田の雑草だったそうです。だったといういうのは、近年急激に数を減らし絶滅が心配されて各地で保護されてやっと生きながらえているというのが現状のようだからです。
  
 岡山県倉敷にはミズアオイの群生地があり、岡山大学の先生が中心となって地元のボランティアとともに大切に保護されています。しかし盗掘や踏み荒らしが絶えないので看板を立ててミズアオイの種子を無料で分譲しているそうです。くらちゃんもこの大学の先生から種子をいただいて、ご自分でお育てになったものから、皆さんにお配りしてくださいとこちらに沢山お送りくださったのです。
 
 ミズアオイという植物に関して、一般的にあまり知られていないのか、あるいは栽培が難しそうという印象があるのか(わたしもそういう印象をもっていました)、昨年はあまりご希望いただく人がいなかったのですが、育ててみるとベランダでも全然簡単で、しかもその花は、この国の野草では最も美しいものに数えられるほど、清楚で華やかでした。
 これはぜひとも皆さんにもお育ていただければもったいない!!ということで、我が家での栽培経過報告とともに、ミズアオイについて紹介させていただきます。

ミズアオイ
 冬の間、ミズアオイの種子は乾燥に弱いということで、水に浸したままジップに閉じて、紙袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存していました。ミズアオイの種子は発芽が難しいという人もありますが、性質を知っていればよく発芽させることができます。ミズアオイは無酸素状態(水に完全に浸って外気に触れないということ)で日光が当たって、水温が一定以上に上がると(田植えごろの田んぼの水温くらい)発芽が始まるのです。ということで彼岸ごろに出してきて、コップに入れて窓辺に置いていたところ、ほんの数日で発芽が始まってしまいました。発芽まで時間がかかると思っていたので、これは誤算でした。

ミズアオイ
 ミズアオイは単子葉植物といって、イネやユリの仲間と近縁の植物です。よく見るとイネの発芽に似ています。
 実はわたしは、この時点でミズアオイは「浮き草」だと思い込んでいまして、水槽で浮かべて一ヶ月ほど育てていました。いつまでたってもモヤシ状態で成長が芳しくないので調べたところ、泥の中にしっかり根を張って生活する植物だと判明、急いで田土を買ってきて田植えの要領で植え込みました。

ミズアオイ
 定植後1ヶ月、6月の様子です。底をふさいだ鉢に田土で植えて水をひたひたにして管理しています。成長が早く間引いても間引いてもすぐに一杯という状態です。
 葉の形は最初は細長いですが次第にへら型、さじ形、トランプのスペード型となります。葉の展開の仕方はイネやサトイモに似ていますが、ちょっと変わっていますので、お育てになって観察されてください。
 植物体は軟弱で簡単に折れますが、すぐに新しい葉を出して復活し、お百姓さんを困らせた強害雑草の片鱗を垣間見せます。

ミズアオイ
 2ヶ月後の様子です葉の幅は10cm。とにかく水と肥料が好きでどんどん大きくなります。肥料は固形肥料を思い切って投入しますが特に害はなく青みを帯びた濃い緑色の葉がツヤツヤ美しくなります。ミズアオイの名は水辺に生えてフタバアオイのように艶のある美しい葉をつけることから名づけられたそうです。花がなくとも暑い夏に茂る葉は涼しげで十分に観賞価値があります。
 これくらい大きく密植状態になると毎日バケツ一杯くらいの水を飲みますので受け皿では留守がちの我が家では心もとないので、たる型のプランターの底をふさいで水を張って沈めました。
 貪欲なまでに水と肥料を吸い上げて成長を続けるミズアオイを見ていると、決して地力も水も豊かでなかったこの国で、懸命に工夫して稲を育てていたお百姓さんをどれだけ苦しめたのか、ちょっと空恐ろしくなります。
 しかし園芸をとして楽しむ立場からすれば、失敗の原因トップ項目の肥料やりすぎ、水やりすぎ、による枯死の心配がほぼありませんのでありがたくはあります。水ヒタヒタなのでなめさんも寄ってきません。ただ水枯れだけはてきめんに葉を傷めてしまいますので、水はできるだけひたひたにしておきます。

ミズアオイ
 図鑑では8月から9月に花が咲くとあり、よそではもう花が咲いたという知らせが届き、やきもきしだしていた9月の10日ごろ、ようやく花芽らしいものを見つけました。根元から花茎が出てくるのかと思ったら、葉柄の途中が膨らんできました。やはり一年草というのは花を咲かせないと絶えてしまいますので、どうなっても花を咲かせようとするようです。

ミズアオイ

 これも見る間に大きくなり。花芽発見から5日で早くも開花が始まりました。
  【“みずあおい 水葵 ミズアオイ科”の続きを読む】

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

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まとめ

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