ごまのはぐさのこまごまことのは

身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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El baile

ミヤマエンレイソウ

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影が潜む

山里の春

kobusi

 
五月になって、御嶽の山里でもようやく雪がなくなって、待ちに待っていた春がやってきました。

辛夷の花がきれいに咲くと、その年は実り多く豊作になるそうです。
そして今年の辛夷の花は、見たことも無いような見事な美しさでした。

花の香りを胸いっぱいに吸い込んで、花弁の散るのを追いかけて ふと足元に目を落とすと、小さな筆竜胆の花が一輪、晴れやかな五月の空を見上げていました。
 
  


毒草にご注意ください。

『田舎のおじさん』という方から、

「今朝のニュースで長野県の南信地方で山菜取りの後焼肉会をした人が死亡。バイケイソウで焼肉を包んで食べたためではないか?と報じられています。
写真で見ると《ぎぼし》に似ています。
近々「野草摘みの会」を催して現地で天ぷらなどでいただく予定ですが気をつけないといけない。」

というコメントを頂戴いたしました。ほんとうにおっしゃる通りです。

毒草による被害は正しい知識と配慮で100%防げます。

そこで山菜取りに出かけられる前に、特に紛らわしいギボウシとバイケイソウについて、命に関わりますので以下のサイトでよく特徴を勉強されてからお出かけください。

バイケイソウに御用心!

また山菜として知られるニリンソウの葉は猛毒のトリカブト、毒草のキンポウゲなどと極めて紛らわしく、よほど慣れたはずの方でも時に間違えられます。くれぐれも花の咲いた固体以外は決して食されませんように。(下の画像)


なおこの国の山林のほとんどは地権者や所有者によって大切に管理されています。そのような場所に無断で立ち入ることは不法侵入、その場から草木を持ち去ることは窃盗にあたります。お間違いなきようにお願いいたします。

関連記事 バイケイソウ

ほころび、そして  十日経ちました

2005年4月23日、木曽御嶽山で撮影しました。
花の名前と、10日後の変化は5月5日に・・・。


イカリソウ(メギ科) 高さ1.5cm
そして十日経ちました。雛鳥がすくすく育って高さ15cm。開花まであと二日?


ミカワチャルメルソウ(ユキノシタ科) 径3mm。
十日経ちました。径5mm。花弁がなくて魚の骨みたいのはガクです。


ヤマシャクヤク(ボタン科) 高さ10cm。
十日経ちました。  高さ40?。 開花まで五日くらい? 七年通って一度も花を見ていません・・・。


ホウチャクソウ(ユリ科) 蕾の長さ3?。
十日経ちました
おいしい山菜のアマドコロに似ていますが、有毒です。花に切れ込みあったら食べたらあきませんよ!!


ユキザサ(ユリ科) 高さ4cm。
十日経ちました。 高さ12cm。開花まであと三日くらい?木陰に群生して咲くと、本当にうっすら雪化粧のよう。


ミヤマエンレイソウ(ユリ科) 高さ5cm。
十日経ちました。高さ20cm超。花の大きさ4cm弱。花後の実はちょっぴり甘いけどタネばかりです。

イカリソウの花は『お花ダイスキ!』様の「イカリソウの開花」の素晴らしい画像でお楽しみください。

ユキザサの花は「がるてんはなだより」様の美しいお庭の花をぜひ参照ください。

まぼろし

article338[1].jpg


先日おんたけの麓を車で通り過ぎるとき、ちらりと見えた草原が、一面蒼く染まっているのが見えました。
なんだろうと思いつつ、どうしても気になって行き過ぎた車を反して見ると、果たして草原一面を蒼いヤマエンゴサクの花が埋め尽くしていたのでした。







何十回と通り過ぎた、普段は何の変哲もない草原が、早春のほんのつかの間、美しい花の絨毯で敷き詰められる。その幻のような瞬間に出会えた幸せ。
その地に暮らすお百姓さんには見慣れた光景なのか、気にも留めず草原を横切っていきました。
しかしこの美しい景色の中に溶け込んで、働けることのなんと幸せで羨ましいことでしょうか・・・。

淀川ちっちゃいもの倶楽部(3)


今回の主役はハナイバナ(ムラサキ科)。10cmくらいの茎に2mmくらいのちっちゃい水色の花を咲かせます。
同じ場所に生活する仲間のキュウリグサ(ムラサキ科)やマーシュ(オミナエシ科)と間違えられてしまいます。


キュウリグサはくるりんカールの花序を出します。
花の真ん中の黄色が目印です。


マーシュは茎の先にだけ花を密につけます。葉はすべすべ。


ハナイバナは花序を出さないで、茎のところどころで葉の内側に奥ゆかしく花を咲かせます。だから「葉内花」?花の真ん中は黄色くありません。葉はざらざら。


間違えないとは思いますが(^^)、ワスレナグサの花です。

見つかるかどうか、草っぱらを探してみましょう。

ミヤマキケマン 

article276[1].jpg

ミヤマキケマン ケシ科の越年草。

庭の植物 AtoZ 2005-03-01投稿記事『キケマン?』同定支援。


花のアップ。


苞葉。鋸歯がある。


葉。羽状に裂け、さらに小葉が深裂。

参考になりましたでしょうか? 

忘れな草

article275[1].jpg

 ユキトラさん『胡瓜草』に寄せて・・・。

子供のころ このちいさな草を 忘れな草だと 思っていました。
チューリップや パンジーの咲く 花壇のすみっこで 消え入りそうな ちいさな花を 風に揺らして 「わたしのことも 忘れないで」って。
もちろん 今では 忘れな草というのは もっと大きくて きれいな花の咲く草で このちいさな花が 胡瓜草という 花壇の雑草だったことを 知っています。
でも 今でも 私にとっては 本当の忘れな草は (胡瓜草という名前が 嫌いなわけではないけれど) このちいさな花の咲く ちいさな草のことなんです。 

淀川ちっちゃいもの倶楽部(2)


 最近何人かの方から↑の野草の名前についての質問をいただきましたので、この場で簡単に紹介させていただこうと思います。

 和名はノヂシャ学名Valerianella locusta。ヨーロッパ原産のオミナエシ科の帰化植物です。
 マーシュといって、フランスあたりではポピュラーな野菜だそうです。葉は癖がなく生食できます。
 草丈は10~20cm、葉は対生、茎が二股に分かれて花が咲くのが特徴です。花は小さくて1mmくらいですが、独特の淡ーい水色で印象に残ります。

 水辺や川のふち、湿り気のある道端で群生するのですが、近頃あちこちで目に付くようになりました。
 実は私はこの花が昔から好きなんですが、あんまり増えて欲しくない。もとから暮らす草たちと喧嘩になるかもしれないし、もっと地味ーな他の野草たちの人気を奪いかねないから。
 単純に排斥を言うのは愚かなことですが、果たしてどうしたものでしょうか・・・。
 とりえずみんなでいっぱい摘んでおいしく頂くってのはどうでしょうか?花の入ったサラダも乙なもんです。そんなことでは焼け石に水でしょうが・・・。
 

 ついでに最近同じようなところで増えている下の野草。

 草の様子はノヂシャにそっくりですが、ベロニカのような花が咲きます。とっても愛らしいこの野草はオオカワヂシャといって、これも帰化植物です。学名をVeronica anagallis-aquaticaといって、ゴマノハグサ科のやはりベロニカの仲間です。
 日本には元々もっと小さくて地味で、花にすじ模様の入らないカワヂシャVeronica undulataというのがいたのですが、除草剤や開発の影響でどんどん減ってしまって、代わりにこのオオカワヂシャが急速に勢力を拡大しました。
 こちらの場合ノヂシャより事態は複雑です。カワヂシャと簡単に交雑してしまうのです。このままではどんどん雑種化が進行して、日本の元々のカワヂシャはいなくなってしまうかもしれません。困ったことではないでしょうか?
 カワヂシャがいなくなっても、もっと花の目立つオオカワヂシャが残るからいいやっ、ていう方もいらっしゃるでしょう・・・。でも本当にそれでいいでしょうか?
 このちっちゃい仲間たちと私たちが仲良く付き合っていくには、どうしたらいいと考えられますか?

 オオカワヂシャについては花図鑑のボロボロブログさまのオオカワヂシャの記事で詳しく紹介されています。どうかご参照ください。

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まとめ

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