ごまのはぐさのこまごまことのは

身近な野草についてあれこれと・・・。 日本の山野草を種子から育ててみませんか?

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のみのふすま 蚤の衾 ナデシコ科

ノミノフスマ

ノミノフスマ

 ノミノフスマは春に白い花を咲かせる高さ10cmほどのハコベの仲間の1・2年草です。湿り気のある土手や湿地を好むため、町中でこそ滅多に見かけませんが、郊外の田んぼの畦や河川敷、高原の湿地など湿り気と日当たりがあれば広い範囲で見つかります。特に田畑の周りに多く、日本の雑草の代表の一つにも数えられます。

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テーマ:山野草 - ジャンル:写真

あおぞら

あおぞら

五日まで山に行ってきます。
みなさんの上にも美しい青空が広がりますように(^^)。

ちがや 茅 イネ科

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 チガヤは平地の日当たりよい乾燥した土地に見られる多年草です。地下茎で盛んに増殖し、刈り込みに強いので、河川敷や道路法面等でよく群生しています。山地では見かけませんので、本拠は暖かい地方のようです。

 初夏の風になびく銀の細い穂がとても美しい。細い葉から抜き出て伸びる花穂には長さ1cm強の絹のような毛が密生して初夏の日に照らされて輝きます。

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みぞこうじゅ 溝香じゅ (シソ科) 

ミゾコウジュ

 
 湿地や原野そして名のとおり溝端に群生する、腰の高さ程の二年草です。シソ科の野草としては珍しく、初夏に青紫の花を咲かせます。花自体は2mmですが、しばしば花茎とがくが紫色に染まり、遠くからでも目をひきます。離れてみると印象が同時期に咲く帰化植物のヤナギハナガサに似ていて、間違えられるかもしれません。
 サルビアの仲間に分類され、全草にセージに似た癖のある香気があります。実際薬効もあるようです。
 地味だといわれることもあるようですが、よく見ればいかにもハーブらしい爽やかな印象の、なかなか美しい野草だと気がつきます。
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みちのくふくじゅそう みちのく福寿草 キンポウゲ科

 木曽路は全て山の中、そのさらに奥深い山の奥、御嶽の麓の山里では、4月に入ってようやく梅の花がほころび始めます。そして待ちかねたようにミチノクフクジュソウが一斉に芽吹き、あちこちの日溜りで山吹色に輝く花弁を広げ始めます。

4月初旬芽出しの頃

 御嶽の里では、畑の畦、河原の土手、民家の軒先、梅林の下・・・といたる所で見られその数もおびただしく、小高い丘が埋め尽くされて黄金色に輝いて見えることもあります。あまりにも数が多いので、最初タンポポが群生しているのだと思い込んで気付かず通り過ぎるほどでした。
 タンポポと勘違いしたのには、もう一つ理由があります。私はフクジュソウというのは林床に咲く花だという思い込みがあったのに、木曽では草はらや土手にばかり生えていたのです。実はこれは、木曽のフクジュソウが、正確にはミチノクフクジュソウという独立した種で、フクジュソウが林庄に適応しているのに対して、ミチノクフクジュソウはもう少し明るい、林縁や草はらを好むためのことでした。(両種の具体的な比較に関しては、近く別項を設けさせていただきます。)

 梅林や民家近くに多いのは、縁起のよい植物として、人の手によって植え広げられたのだろうと地元の方に伺うと、返ってきた答えは私の予想を超えるものでした。
 複数の方からの聞き取りでは、元々は御嶽には自生がなかったというのです。80~60年ほど昔に誰かが里に持ち込んで、その後現在に至るまでの間に広大な御嶽の麓の村々に、にわかに広がったのだというのです。
 繁栄の直接的な要因としては人為的な移植と、アリによる種子の伝播が考えられます。しかしそれ以上に重要なのは、冷涼な気候と、路傍・草はらの適度な管理が現在までなされてきたことでしょう。日本のような湿潤な気候では、人間による草刈などの干渉が行われないと路傍や草はらは瞬く間に樹木や藪が覆ってしまい、フクジュソウのような小さな草は住めなくなってしまうからです。加えて通常草刈が行われない早春に芽生えて初夏までに姿を消す生活サイクルが有利に働くのだと考えられます。そして何よりこの美しい植物を守り育てたいと願う人間の心が、フクジュソウの繁栄を支えてきたのだと思います。

 国内のこととはいえ、本来自生がなかったものが定着蔓延することは、問題なしとは言えませんが、フクジュソウの存在が人々の自然への意識を高め、フクジュソウを守るための土地管理が結果として同じ環境に生きるイチリンソウやヤマエンゴサク等の在来野草をも守る結果となっている点も見逃せません。

 ところでこのミチノクフクジュソウはフクジュソウとの関係で、興味深い分布例が見られます。互いの自生地が連続的でなく、一部が飛び地的に見られるのです。ミチノクフクジュソウは木曽の他に北陸では福井県に孤立して大規模な自生地があるのですが、あるいはこれも人間による持ち込みの可能性もあるのではないでしょうか?あるいは木曽の株が福井から持ち込まれたものかも知れません。
 実際がどうであれ、フクジュソウについて考えることは、人間と自然が対立・共生を超えて密接な関係を結びながら共に歩んできたこの国の歴史を考える端緒にはなると思います。

 先日(4月23日)訪れた御嶽の路傍でも、ミチノクフクジュソウの花が日に照らされていっぱいに花弁を広げていました。一輪の花の中でハナアブがじっと佇んでいるのを見つけました。うららかな日差しを浴びてうつらうつらと春眠を楽しんでいるようでした。

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るりはこべ 瑠璃繁縷 サクラソウ科

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お国は? と女が言つた。
さて、僕の国はどこなんだか、とにかく僕は煙草に火をつけるんだが、刺青と蛇皮線などの聯想を染めて、図案のような風俗をしてゐるあの僕の国か!

ずつとむかふ


 沖縄の詩人山之口貘の「会話」という詩の冒頭です。私はルリハコベの花が咲くと、鮮烈で美しいこの詩の冒頭部分を思い出すのです。緑・青・黄・赤・白はまさに琉装の紅型の色の取り合わせ、まっすぐ前を見て円らに開いた花の形。

 ルリハコベは南国の海を想わせるその花の色に似つかわしく、亜熱帯から熱帯の海辺近くに生きる野の草です。沖縄の浜辺でもハコベそっくりに群生して、初夏に小さな花を沢山咲かせて花模様の絨毯を織り上げるのだそうです。私は未だ野に咲く姿に出会わないので、ただ我が家のベランダの小さな鉢植えを眺めては、その様を心に想いうかべるばかりです。

 沖縄では古くから親しまれた草らしく「みんな」と呼ばれていたそうです。子守唄にべーべー(山羊)の好物と唄われています。ほんとに山羊が食べるのかは分かりませんが、柔らかくてみずみずしい草なので、本家のナデシコ科ハコベよりおいしそうではあります。

 帰化植物とされることもありますが、波に呑まれて潮にでも流されてきたとでもいうのでしょうか?少なくとも沖縄では昔からあったようです。
 ルリハコベに「お国は?」と問うたらきっと「ずっとむこう」とでも答えるでしょうか。
 自然保護をいう人の間では、絶滅危惧種といわれると大変尊重され、帰化植物というとそれだけで低く見られる傾向があるように思います。帰化植物とされ、同時に日本各地で絶滅危惧種指定されているルリハコベに関してはどう考えるべきでしょうか?

 我が家では5年前に種子を頂いてから毎年育てています。育てているというより、毎年勝手に生えてきて、勝手に育って綺麗な花を咲かせています。
 1本だけではぐれてポツポツと生えたときも、10数本で茂ったときも、自然と整って凛とした姿で花を咲かせます。天衣無縫とはこの聡明で可憐な野の草のためにある言葉のようです。
 丈夫で育てやすく、美しく可憐な野草なのにあまり育てられないのが不思議です。
 花は大きさ1cmと小さいのが嫌われたのでしょうか?しかしこの花の魅力は、その小ささにこそあると思います。
 
 我が家では芽出しは春か秋、開花は春から初夏と決まっていますが、故郷とされる常夏の熱帯ではどんなふうに生きているのでしょうか?

おうれん 黄連 キンポウゲ科

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 春植物の花がよく妖精に例えられますが、その呼び名に最もふさわしいのがこのオウレンの花だと思います。
 雑木林の林庄で、雪が溶け切らないうちからひっそりと花を咲かせ、カタクリやイチリンソウの仲間が花弁を広げ人や昆虫で野が賑わう頃には、花を散らせてしまって矢車のような果実だけがそよ風に揺れています。

 決して華やかではなく、むしろ地味な印象の花ですが細部までよく観察すると、その繊細な美しさは神秘的ですらあります。
 長さ1cm弱の花弁(実はがく片)は半透明の乳白色で、雌雄異花・・・というか、雄花と両性花を咲かせます。栄養状態が十分でないと雄花になるようです。(これは同じキンポウゲ科のクサボタンと同じです。)


雄花。繊細なおしべ。


両性花。雌しべと花弁のコントラスト。

 ところでオウレンと言えば、漢方薬の材料としてご存知のかたも多いと思います。根を干して細根を焼いて取り除いたものを黄連(おうれん)といって、健胃剤として使われます。黄の字が入る通り根は黄色を帯びていますが、これはベルベリンという成分が含まれているためです。
 ベルベリンは強い抗菌作用があり、一部の細菌には抗生物質に匹敵する作用が確かめられているそうです。生薬成分の科学的な分析の歴史は浅くて未だ未解明な部分も多く、これから新たな効用が見出されるかもしれません。
 そして日本のオウレンは特に品質が良いとされ、かつては盛んに中国にも輸出され、重宝されたそうです。
 里山の雑木林にはオウレンのみならず薬草が沢山生えています。カタクリ・フクジュソウ・エンゴサク等など・・・。かつての雑木林は薪炭の供給源であると同時に、貴重な薬草の農場をも兼ねていたのです。

 先日訪れた、まだカタクリの花が咲かないマキノのカタクリ園では、オウレンの花が沢山咲いていました。
 まばらに訪れる人は幻のような花を、地面の色に紛れて見つけられないのか、あるいは見つけていても関心を惹かないのか、ただカタクリの咲かないのを残念そうに足早に通り過ぎるだけでした。

ざぜんそう 座禅草 サトイモ科

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 まだ雪も溶けきらない早春に、必ずどこかのニュース番組か新聞でザゼンソウの開花の話題が報じられます。
 昨年のことですが、やはり新聞の記事で湖東地方今津町(現高島市)に群生地があるのを知り、興味津々で出かけてきました。
 地図を忘れて行ったのですが、国道沿いに立派な標識で案内してあり、駐車場もしっかり整備されていました。規模は大きくなく、交通量の多い県道沿いの住宅街の中に孤立した谷地に用水路から水が流れ込み、じくじく水の染み出す湿地に、観察用の木道と解説板が整備されていました。監視員兼解説員も配置され手厚く保護されているようでした。

 暦の上では春とはいえ風は冷たく、竹が生い茂り日の殆ど差さない林庄に、紫色のむつきに身を包んだザゼンソウが群れ固まって座っている様子は、いわく言いがたく奇妙な眺めでした・・・。
 親戚筋のミズバショウとはまさにネガとポジのように対照的な印象の花です。花を包む仏炎包を仏僧の紫衣に擬えたのは良い得て妙でしょう。
 図鑑などでしばしば言及される悪臭を楽しみ(?)にしていたのですが、花が臭いのではなく茎や根を傷つけると、傷口から強力な悪臭を放つのだそうです。そうなると確認するのは無理な話で本当に残念でした。

 当時は新聞などで紹介された直後のためかかなりの盛況で、駐車場には観光バスも停まってツアー客もぞくぞくと訪れていました。臨時の売店が設えられ寒天培養のザゼンソウの小苗が瓶詰めで売られていて、よく売れていました。家庭での維持・成長は難しいでしょうが、面白いアイデアです。「座禅草最中」もありましたが、こちらの人気は今いちでした。
 マンホールの蓋にもザゼンソウのデザインが採用されていて、今津の町が地域ぐるみでザゼンソウを大切に守り伝えようとしているようでした。



 今年の4月3日に再訪しましたが少しピークは過ぎているようで葉が大分伸びていました。(上の画像)
 それにしても今年は昨年に比べて閑散として、人影も疎らで解説員もいず、売店も無しという寂しい有様でした。今年は紹介するメディアがなかったのでしょうか・・・。市町村合併で今津町が消滅したためか、マンホールまでなくなっていました。行く末に一抹の不安を感じざるを得ません。

 ところでザゼンソウは自ら発熱して、寒中に暖を求める虫を誘っているそうです。細胞内のミトコンドリアに酸素を盛んに送り込んで、熱を発生させるのだそうです(これは人間が発熱するのと基本的に同じ原理です)。そのため早春の寒さの中でも包の中は15℃から35℃に保たれているのだとか。寒さに凍える虫たちの眼には、ザゼンソウの仏炎包は文字通り揺らめく炎のように写ることでしょう。

 ザゼンソウは花が終わると次第に包が緑色を帯び、長さ1mを超える葉を出して、壮大な異相を顕します。湖東の自生地ではもう葉が随分と伸びていることでしょうが、その姿も十分に見ごたえのあるものと思います。
 今丁度見ごろを迎えつつあるマキノのカタクリ群生地からは程近い距離にあります。今月中旬までに湖東にお出かけの予定の方は、カタクリを堪能したあとで、ついでに今津に立ち寄られることもお勧めしておきます。

のじすみれ 野路菫 スミレ科

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四月四日は『すみれの節句』というそうです。女の子の節句と男の子の節句の間ということで「おかまの日」、スミレはおかまのシンボルフラワーなんですね。由来はタカラヅカでしょうか?一般にどれだけ浸透しているのか分かりませんが、夜に飲み屋街を歩いていると、振袖姿のおっちゃんに出くわしたりします。
 振袖姿のおっちゃんを見たいかどうかは措くとして、時期的にもちょうどスミレの花の咲く頃ですし、『すみれの節句』と名付けたのはなかなか良い思いつきだと思います。

 ということで、数日前からスミレの花を探してみたのですが、見つけることができませんでした。春分を過ぎてから寒い日が続いたためでしょう。代わりにスミレに似て、少し花期が早いノジスミレを見つけました。場所はなんと十三大橋の舗装の隙間。まさに雑踏に咲いた可憐な野の花です。

 私たちは普段この仲間を見て、単にスミレと呼び均していますが、細かく見ると実は沢山の種類があって、変種も含めると100種類を超えるそうです。それも見分け方がもう細々とややこしくて、図鑑だけが頼りだと私なんかには全くお手上げです。
 都会の雑踏のアスファルトの隙間や、線路沿いの日溜りでも見られるスミレの仲間は、このノジスミレか、スミレ・ヒメスミレの3種が多いようです。
 ノジスミレの見分け方は、スミレに比べて全体毛深くて、見た目だらしない感じで、スミレより少し早く咲くことらしいです。つまりスミレを知らないと見分けられないわけです・・・。はっきりした違いは花の内側に髯のような毛がないことらしいですが、髯のあるものも多いらしいです。しかも全体毛のない固体もあるらしく、もちろん花の形も色も変異が多いとのことです。どないせっちゅうねん。

 私にはもう難しいばかりなんですが、こういう細かいのは、人間の整理整頓欲(?)を心地よく刺激するらしく、熱心なスミレファンは沢山いらっしゃるようです。
 今年は私自身の勉強も兼ねてできるだけ多くのスミレを当ブログで紹介しようと思っています。もしスミレにお詳しい方がご覧になっていましたら、よろしくご指導のほどをお願いできれば幸いですm(__)m。きっととんでもない間違いもしでかすでしょうから・・・。

 ところで「おかまの日」について、性同一性障害・性転換者の団体の一部が「トランスジェンダーの日」と記念日登録したため、同性愛者の団体の一部と本家・元祖争いのようになっているそうです。お互いジェンダーの問題を抱えて分かり合えそうなのに・・・?アホなことしとらんでみんな仲良うしたらええのにねえ・・・。
 どうせなら日本中で「おかまの日」を盛り上げて、その日は男女がみーんな入れ替わるっちゅうことにしたらいいんちゃいますやろか?結構楽しいかも。
 今回はずいぶん脱線してしまいました・・・。
 ちなみにスミレの仲間は雌雄同株で自家受粉もできます。完全なジェンダー・フリーです。

たねつけばな 種漬花 アブラナ科

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 クレソンを小さくしたような姿のタネツケバナは、ナズナ以上にありふれた雑草という印象の強い野草です。秋から春の間にカラカラに乾かない所なら、町の道端から公園、空き地、郊外の田畑、かなり標高の高い湿地や渓流沿いでも見られます。
 我が家のプランターや鉢の中でも毎年いつの間にか生えてきて、春一番に小さな小さな花を咲かせています。私はこの春の使者を、むやみに抜き取らずに必ず何本か残すことにしています。さほど邪魔なものではありませんし、どうせ桜が散る頃には種子をこぼして枯れてしまいます。

 かつては春先にタネツケバナが咲くと、稲の種籾を水に漬け込んだそうです。この頃に水に漬け込むことで発芽が誘引されるのです。やがて桜が咲くと田起こしを始め、郭公が鳴くと田植えと、人間は昔から自然と対話をしながら生活をしてきました。季節を決めるのは暦や気温ではなく、環境と生物の関わり合いでした。
 でも急速に人間と自然の関わりが薄れつつある現代のこの国では、人間の都合だけで作られた、まがい物の季節が幅をきかせるようになりつつあるようです。

 この草は別名をタガラシ(田芥子)と言い、葉を齧るとピリッと辛味があってなかなか美味しいものです。クレソンと同じように使えますが、味はタネツケバナのほうが上です。茎は少しすじがあるので、葉の部分と芽先を採ります。サラダに添えて黙って出されたら、絶対に雑草だなんて気付かないと思います。小さい草ですが、いくらでも生えていますので、一食分を集めるぐらいなら手間はありません。
 
 タネツケバナの繁栄の秘密は、徹底した隙間戦略にあります。まず体を小さくして省スペースを実現しています。次に他の植物の枯れている冬に成長するために、ロゼットになり、寒さをしのぎつつ力を蓄えます。花が咲いてから、種子が熟すまでの期間が短いのは、他の特物の芽出しに先んじる戦略ですが、そのために受粉した雌しべはすぐに伸び始めて、花の真ん中から突き抜けてきます。そして競争の激しい春から秋の間は、種子の状態で眠ってやりすごします。(タネツケバナの生活については八木澤先生の教室をご覧ください。画像付きで詳しく解説されています。)

 小さな体に秘められた強い生命力と巧みな戦略で、この国の人間の生活とも折り合って繁栄を続けてきたタネツケバナ。
 しかしこのわずか十数年の間に事態は急展開しています。都市部を中心に、勢力が急速に衰退しつつあるのです。そしてその原因を作っているのはやはり人間のようです・・・。 【“たねつけばな 種漬花 アブラナ科”の続きを読む】

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まとめ

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